私が提供しているサービスは、全て「コーチング」というコミュニケーションツールを使っています。「コーチング」という言葉は聞いたことはあるけれど、結局何なの?という疑問に答えてみました。
コーチングって何?
コーチングとは、クライアントの能力、可能性を引き出し、「なりたい姿」になるのをサポートするコミュニケーションの技術のことです。
コーチングには、コーチ(支援者)とクライアント(相談者)がいます。
コーチと聞くと、一般的にはスポーツのコーチ(指導者)を思い浮かべると思いますが、コーチングのコーチは全く違います。
コーチの語源は、馬車です。
ブランドのコーチのマークを思い浮かべてもらうとわかりやすいでしょうか。
コーチのマークって、馬車ですよね。
馬車は、行きたいところに、連れて行ってくれます。
が、行き先を決めるのは、お客さん(クライアント)なんです。
こんなルートがありますよ、と選択肢を提示してくれることはあるかもしれません。
でもそのルートを選ぶのはクライアントであるあなた自身なんです。
コーチは目的地に早く着けるよう伴走します。
隣で一緒に走って、サポートをしてくれる存在です。
あなたが絶対に目的地に着けると、望んだ未来を実現できる!と
あなた以上にあなたを信じます。
あなたの立場に立って、あなたの考えてることを一緒に感じて、あなたを応援します。
誰かに信じて応援してもらうと、やる気に繋がります。
コーチングでできる3つのこと
コーチングセッションでは、大きくわけると3つのことができます。
「全ての悩みは人間関係の悩みである」と心理学者のアドラーは言っています。
実際に、子育ての悩みは子どもと自分の人間関係ですし、
職場や家庭や学校や様々な場所で人間関係があります。
また、自分の中に色々な考えを持つ自分がいると思うのですが、
それも自分の中の人間関係と捉えることができます。
「やりたい」と思っている自分と「できない」と思っている自分が戦っている
というようなことが自分の中で起きている状態などです。
この人間関係の悩み=全ての悩みは、現状を把握して、上記にあげた3つの方法で、
どうしたいかを「発見」して、
その姿になるための方法や道筋を考えて行動に繋げ「実現」すると、
問題を「解決」することができます。
「なりたい姿」をどのように考えるか
コーチングでできること1つ目「発見」では、
「なりたい姿」を見つけることが大事です。
自分の「なりたい姿」は、馬車で着きたい行き先(目的地)のことです。
「なりたい姿」って考えたことありますか?
「なりたい姿」なんて、普段あまり考えないし、口に出したりもしないですよね。
でも、その答えは必ず自分自身の中にあります。
むしろ自分自身の中にしかありません。
例えば、「いつも子供にイライラして怒鳴っちゃうのが嫌!!」
という悩みがあったとします。
「どんな時にイライラするんですか?」と聞かれれば、
- 言うことを聞かない!
- 道を真っ直ぐ歩いてくれない!
- 集団行動に参加せずに走り回ってる!
具体例が出てきます。
この時点で「なりたい姿」を聞かれてもわからないですよね。
- 子どもが言うことを聞けばいい
- 子どもが道を真っ直ぐ歩いてくれればいい
- 子どもが走り回らなければいい
って思いますから。
でも、そこで、
- とはいえ、「いつも」言うことを聞かない?
- イライラしても怒鳴らなかったことはない?
- 子どもが同じことをしてもイライラしなかったことはない?
と聞かれると、一旦考えますよね。
- こんな時には言うこときいてくれる時もあるな
- 自分が満たされてる時はイライラしない
- 子どもが何故それをしているかがわかればイライラしない
などが思いつくかもしれません。
そして、
- 親の言うことをきかないって、本当にいけないことですか?
- 道を真っ直ぐ歩かないって、本当にいけないことですか?
- 集団行動って本当に参加しなきゃいけませんか?
- 走り回るのはいけないことですか?
と言われてみると、え??と思って自分の価値観や判断材料について考えますよね。
そういう話を踏まえたうえで、
「じゃ、どんな風になりたい?」と聞かれると、答えに近づきませんか?
子どもを笑顔で見守れるママかもしれないし、
子どもと一緒に楽しめるママかもしれないし、
もっと全然違う答えかもしれません。
そこに「正解」はないのです。
価値観は人それぞれですから。
自分の考えを言葉に出すことで、聞かれることで、
またその質問に対して考えることで、
「気づくこと」が絶対にあります。
「なりたい姿」、答えを見つけるためにパートナーであるコーチが必要です。
行動を決める
コーチングでできること2つ目「実現」には、「行動」が不可欠です。
なりたい姿を決めたら、そこに向けてどんな行動をとっていくのかを考えます。
そして、必ず1つ「やってみること」を決めます。
例えば、1日10分自分の時間を作ることかもしれないし、怒鳴る前に10秒数えてみるかもしれないし、笑っている時間を数えてみることかもしれません。
自分の中で決めたことなら、何だっていいんです。
話すことも、考えることも、質問に答えることも、気づくことも、決めることも
とにかく、全部自分ですることが重要です。
コーチが提案すること、自分の感じたことを言うこともあります。
けれど、最終的に決断するのは自分。だから、納得できるのです。
さて、その行動はコーチとの約束です。
「誰かとの約束」だと「自分だけで決める」より、実行できそうな気がしませんか?
それが自分を信じて応援してくれるコーチとならなおさらですよね!
やってみた結果、どうだったかについても話すことで、必ず学べることがあります。
そこからまた、じゃ、次には何をしてみる?が考えられ、
どんどん希望の未来へ進んでいけます!!
枠を外す
コーチングでできること3つ目「解決」には、
「枠を外す」ことが効果的なこともあります。
人は皆、それぞれの感じ方や考え方を持っています。
例えば、私は暗闇が嫌いで苦手です。
だから、夜眠るときも、豆電球をつけています。
暗闇からは何か出てきそうで怖いから。
鳥目で、暗い中だと物が見えないというのもあります。
でも、私の夫は、暗いところが好き。
夜眠るときには、よく眠れるよう真っ暗にしたい人だし、
暗いところは落ち着くんですって。
洗面所でも電気をつけずに、何かしていたりします。
さて、これ、どちらが正しいでしょう?
正解なんて、ありませんよね。それぞれの感じ方、の問題ですから。
どちらかに合わせなきゃいけないものでもありません。
自分とは考え方・感じ方の違う人がいます。それに正しいも間違いもないんです。
コーチングを受けると、
コーチはあなたの「常識」を別の角度から見るための質問をします。
朝なかなか着替えてくれなくてイライラするというお悩みがあったとして、
夜寝る時にはパジャマを着なくちゃいけないと思ってたとします。
でも、「本当に?」と聞かれると、「え、違うの??」と考えますよね。
次の日の服を着て眠ること。何か問題ありますか?
あるとしたら、どんな問題でしょう?それは、本当に問題ですか?
問題と感じるのはあなただけ、かもしれません。
○○なのが当たり前!!
その当たり前は本当に当たり前ですか?
意外に、その「常識」を取り払ってみると、楽になれるかもしれませんよ。
まとめ
どんなテーマでも扱うことができて、
今の変化にも繋がり、希望の未来に進んでいくことができる「コーチング」
まずは体験セッションで、1度体験してみませんか?
現状を明らかにすることで、自分が取るべき行動を認識することができ、
納得して、無理なく楽しみながら行動にうつすことができますよ。
体験セッションの内容・お申込みはこちらから
https://fujihatafuyuko.com/experience-session/


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